日本のTV録画番組が海外で[見れない・再生出来ない]場合の原因と解決方法

タイトル通りの相談を受けたのでブログのネタとしつつ回答します。
DVDの場合をメインに書いていますが、Blu-rayの場合も以下がほぼ当てはまります。
解決方法も書いてありますが、すべてお金のかかる方法です。。。

  • 日本のTV番組をDVDに録画して海外の知人に送ったら「見れない」と言われた
  • 海外在住で、定期的に日本からTV番組を録画したものを送ってもらっている。日本で購入したビデオデッキが壊れたので現地で新しいものを購入したら、日本で録画した番組が全て見れなくなった

このような場合に考えられる大きな原因は、以下の三つになります。

  • 国ごとにリージョンコードが異なっている
  • 国ごとにテレビの信号が違う(日本はNTSC、)
  • 日本のTV番組はCPRMというコピー制御方法でガードされている

これらは、PCで再生する場合、市販再生機器で再生する場合、両方に当てはまります。
基本的に、日本のTV素材に対応した再生機器やPCソフトを購入するしか方法はありません。。。

まえがき

このページは「ファイナライズしてあるかどうか」等、PCで焼いたDVD-RやBD-Rが家庭用プレーヤーで見れない・読めない時、考えられる原因は何か??を前提に書いてあります。
上記以外、「国内で録画したTV番組が海外で再生できない」場合を記載しています。

質問者への回答

質問を頂いた方がヨーロッパ在住でしたので、その辺に焦点を絞って回答すると以下の様になります。

日本のTV放送・・・CPRMやAVCREC、HDCPといった著作権保護技術で守られています。
テレビやレコーダーがこれらに対応している必要があります。
PCの場合、光学ドライブ・ビデオカード・再生ソフトが対応している必要があります。
ぶっちゃけ、日本で売っている製品じゃないとマトモに見れないと思います。。。

それ以外にも
欧州のTV方式規格・・・PAL
日本のTV方式規格・・・NTSC
欧州のデジタル放送規格・・・DVB/T
日本のデジタル放送規格・・・ISDB

リージョンコード・・・日本も欧州も2なので、
テレビ放送の規格と著作権保護技術に対応した機器があれば再生出来るはずです。

さらに具体的な情報は以下

リージョンコードについて

参考リンク: リージョンコードとは Wikipedia

日本のリージョンコードは2です。
アメリカは1、ヨーロッパ各国は2、南米やオーストラリアは4、ロシア・インド、アフリカは5、中国は6・・・・という具合に分かれています。

海外で現地購入した再生デッキでは、日本製デッキで録画したDVDを再生するのは不可能な場合が殆どです。
PCで再生する場合は、リージョンコードを解除するツールを利用します(フリーソフトで沢山出回っています→ DVDのリージョンコードの制限を解除できるフリーソフト)

テレビの放送形式について

参考リンク: 世界の放送方式 Wikipedia
参考リンク: 世界のテレビ方式とリージョンコード – Wikitravel

大雑把に書くと、国によってテレビ放送の信号が全然異なります。
大きく分けて[NTSC][PAL][SECAM]の3種類があります。
(SECAM形式のDVDは存在しない。欧州のテレビはPAL/SECAM両対応である場合が多い)
DVDなども、この方式が異なると再生する事が出来ません。

NTSC・・・日本、アメリカ、韓国、台湾、ブラジル以外の南米など
PAL・・・フランス以外のヨーロッパ諸国、ブラジル、中国、オーストラリアなど
SECAM・・・フランス、ロシア、アフリカの一部など

また、デジタル放送が始まって以降は、さらに複雑になっています。
参考リンク: 地上デジタルテレビ放送 Wikipedia
日本の方式はISDB-T。これ以外にSBTVD-T、DMB-T、DVB/T、ATSCなど、方式は実に様々で、かつ複雑です。
これらについて、「どれくらい互換性があるのか?」は残念ながら私も良くわかっていません。

再生するには、それぞれの放送形式に合ったテレビや再生デッキを用意する必要があります。

CPRMについて

日本の地デジ素材をDVD-RやDVD-RAMなどに録画した際に埋め込まれる特有の著作権保護技術の一つです。いわゆる「コピーワンス」とか「ダビング10」と呼ばれるものです。
ブルーレイの場合は、CPRMの代わりにAVCRECという技術が使われています。

再生するには、対応したプレーヤー/レコーダーが必要です。
PCで再生する場合にも、CPRMやに対応したDVDドライブと専用の再生ソフト(PowerDVD / WinDVD など)が必要です。

海外で購入したDVDデッキやPCの場合は、ドライブがCPRMに対応していない可能性がありますので注意です。
(PCの場合は、DVDドライブが非対応でもCPRM Decrypterというツールで解除可能です。(ただし操作は難解です)
またBlu-rayやAVCRECの場合はANYDVD HDというツールで強制的に再生する事も可能です

まとめ

海外で日本の地デジ番組を見たい場合は、それに利用する「テレビ、再生機器、PCの場合は光学ドライブと再生ソフト」これら全てが
1. リージョンコードが2(日本)対応 (PCの場合は光学ドライブが対応する必要がある)
2. NTSCとISDB-Tの信号を受信可能 (PCの場合は関係ない)
3. CPRM に対応 (PCの場合は光学ドライブと再生ソフトが対応する必要がある)
すべての条件を揃える必要があります。

海外に行った事ないのでよくわかりませんが、海外在住の場合、現地で調達するのは難しい気がします・・・

 

文章出所:http://freesoft.tvbok.com/tips/encode_tips/tv-kaigai.html

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