DVDFab PasskeyはDVDやBlu-rayのプロテクトを解読し、コピー・再生・変換などを可能にするツール。
このツールを利用すると、MPC-HCやVLCなどフリーの再生ソフトで市販BDを再生することも可能になります。
DVDFab Passkeyは、Windowsベースのドライバとして作動し、DVDやBlu-rayのデータを直接読み込む事が可能。AVCRECやBDAV形式にも対応しています。
(バージョンやドライブによって結果が異なりますがCPRMの解析も可能。)
DVDFab Passkeyのダウンロード
ダウンロード: DVDFab Passkey
DVDFab Passkeyの概要
ライセンス :フリーソフト(Lite) / シェアウェア(DVD・ブルーレイ)
OS :Windows 2000/XP/Vista/7 (64bit OSで作動可)
CPU :Pentium II 500 MHz以上
メモリ :256 MB以上
DVD・Blu-rayドライブ を搭載したPC
Passkey for ブルーレイ/ Passkey for DVDを購入せず「試用」する事で、DVDFab Passkey Lite(フリー版)扱いになります。
DVDFab Passkeyは非常に多くのプロテクトに対応し、Discを読み込み可能にするソフトです。これを利用すると多くのBlu-ray/DVDがコピー・再生・変換・他メディアへのライティングが可能になります。
作動時の注意事項
- システムに常駐し、バックグラウンドで作動。オンザフライでプロテクトを解読します。
- DVD43やAnyDVDなど同系のコピーガード解析ツールや、HDDやDVD仮想化ツールと相性は悪いです。
- 主な相性の悪いツール
- AnyDVD HD / DVD43
- alcohol120% / DaemonTools / PismoFile Mount / GizmoDrive などの仮想化ユーティリティ
- InstantBurn(サイバーリンクの光学ドライブユーティリティ)
- PeerGuardian(P2P用のIPブロックツール)
- 一部アンチウイルスソフトが通信を遮断
同系のツールを同時に作動させると、不具合が発生する可能性大。
解析可能なプロテクト
DVDFab Passkey for DVD
CSS, CPRM, CPPM, RC, RCE, APS, UOPs, ARccOS, RipGuard, FluxDVD,COREX2など
DVDFab Passkey for ブルーレイ
BD+コピーガード, リージョンコード, BD-Live, UPOs, AACS MKB V18~V30など
DVDFab Passkey Lite(機能制限版フリーソフト)
DVD:解読可能:CSS, RC, RCE, APS, UPOs
解読不可:CPRM、ARccOS、RipGuard、FluxDVD、CORE*2
ブルーレイ:解読可能:AACS V10, RC, BD-Live, UOPs
解読不可:AACS V12以降, BD+, BDAV, AVCRECなど
注意
市販・レンタル・TV録画したDVDやBlu-rayなどで、上記のプロテクトを解読し複製を行う行為は個人利用・家庭内利用の範囲から外れ、違法行為となります。ご注意下さい。
DVDFab Passkeyの用途
- HDDへ直接コピー
- VLC、MPC-HC、Windows Media Playerなどでメディアをそのまま再生
- リージョンの異なる(海外の)DVD/Blu-rayをそのまま再生
- ImgBurn、Roxio Creator 9などでDVD-R/BD-Rなどのメディアに書き込み
- CloneDVD、DVD Shrinkなどで編集・リッピング
- HandBrakeで直接変換
DVDFab Passkeyのインストール
DVDFab Passkeyは以下の3つのエディションが存在します
有料ソフト
・[DVDFab Passkey for DVD]
・[DVDFab Passkey for ブルーレイ]
一部機能が制限された無料版
・[DVDFab Passkey Lite]
これらは同時にインストールされます。別々にインストールする事はできません。
具体的なインストール方法は、別ページで紹介しています。
DVDFabPasskeyのインストール方法・詳細設定方法
ごく一般的なインストーラーで、迷う部分は全くありません。
DVDFab Passkeyには30日の試用期間が設けられており、その間は製品版の機能もフルに利用でき、試用期間を過ぎると(ライセンス購入しない限り)DVDFab Passkey Liteの機能のみが利用可能というスタイルです。
DVDFab Passkeyの起動直後の画面
▲クリックで拡大。
DVDFab Passkeyは、起動直後に上記の様なダイアログが表示されます。
試用期限は30日となっています。
▲クリックで拡大: DVDFab Passkeyの試用中の設定画面。
試用期間が残っている間は、DVD、Blu-ray両方とも全ての機能が利用できます。
試用期間が過ぎると一部が利用できなくなります。
各種設定の注意事項
CSSやAACS等の各種「技術的保護手段」を解読するのは、再生目的の場合のみにとどめておきましょう。
各種設定、解析の回避方法の解説は、インストール方法紹介ページの下段に掲載しています。
DVDFabPasskeyのインストール方法・詳細設定方法
↑こちらをご覧下さい。
DVDFab Passkeyの使い方1:リッピング
DVDFab Passkeyを起動してからドライブにブルーレイディスクを入れると、まずは以下のようなダイアログが表示されます。
▲通常はA-日本を選択。 毎回表示する必要はないので、左下の「再度表示しない」にチェックを入れて「OK」をクリック
▲解析中は、タスクトレイ上部でプログレスバーがもりもり動きます。
50GBのBlu-rayが30~50秒で解析終了します。
DVDの場合は数秒で解析終了します。
解析が成功しても失敗しても、タスクトレイのアイコンに変化はありません。
▲Discのある/なし、解析の成功/失敗等々、全て無反応です。
コピープロテクト解読の成功可否は、上記アイコンをダブルクリックして行います。
▲クリックで拡大。成功すると矢印の部分が緑色になります。赤枠の部分に解読成功したプロテクトの一覧が表示されます。
※ここでAACS・BD+・CSSといったプロテクトが確認された場合は、コンテンツの複製は違法行為となります。
HDDへコピー
解析が成功した後は、Windowsのエクスプローラーを利用し、ドラッグ&ドロップやコピー&ペーストといった通常の操作でコピー可能となっています。DVDFabHD DecrypterなどのBDリッピング・変換ツールを利用してもOKです。
▲コピー中のダイアログ
さすがに50GBあると転送に1時間前後かかります。
ブルーレイがHDCP機器未対応モニタでもHD視聴可能
▲クリックで拡大
ブルーレイDiscをDVDFab Passkeyで解析後は、(リッピングや複製を行わなくても)MPC-HCやVLCなどフリーソフトで再生可能な状態となっています。HDCP機器未対応のモニタとの組み合わせでも、HD画質の視聴が可能です。
文章出所:http://freesoft.tvbok.com/freesoft/dvd_copy/bluray_copy_dvdfab.html