BD-RE・DVD-RWが消去・フォーマット出来ない時の対処方法

DVD-RWがフォーマット/消去できない

BD-RE/DVD-RW/CD-RWなど繰り返し書き込みの出来るメディアで、データを書き込んだ後に消去・再利用しようとしたら、以前のデータを消去出来ない・フォーマットも出来ない・・・って時の対処方法。

  • 焼き込み時と同じ環境か?
    BD-RE/DVD-RW/CD-RWなどは、以前データを焼いた時と(PC・光学ドライブ・ライティングソフトすべて)同じ環境でなければ、以前のデータを消去したりフォーマットしたり出来ない場合があります。

    • 焼いた時と同じ環境で消去してみましょう。
      • PC・光学ドライブ・ライティングソフトすべて同じ環境でなければ、消去出来ない場合があります。
      • ライティングソフトだけでも同じ場合なら、フォーマットできる場合もあります。
      • 焼いた当時のPC環境を思い出せない・過去の環境がもう無い場合は、諦めた方が良い場合が多いです。
    • ImgBurnの[Tool] → [Drive] → [ReZero]または[Sync Cache]を利用し、そのままImgburnで消去してみる。
      (たまにこれで解決する事があります)

      • [ReZero]:レーザーの位置を強制的にLBA 0の位置に戻し初期化を行う事が出来ます。
      • [Sync Cache]:ライティングに失敗したDiscの同期を取り直します。
    • DVD-RWを強制的に初期化できるフリーツールを何本か試しましたが、「これだ!」ってのは発見できず。
      • Imgburnの [ReZero]や[Sync Cache]の方が優秀っぽい。
  • DVD-RWの場合
    まず「問題のDVD-RW内の以前に焼いたデータ」が正常に読み込めるかどうか確認しましょう。DVD-RWはDVD-RやDVD-ROMと比べて反射率が少しだけ弱く、劣化している場合やドライブの相性が悪いとエラーが出ます。

    • そのメディアは諦める
    • 光学ドライブを掃除してみる
  • 問題の光学メディアはファイナライズ済みか?
    • BD-RE/DVD-RW/CD-RWなど再利用可能なメディアでも、ファイナライズ処理をしてしまうとデータを消去出来なくなる可能性がある。
      • Wikipedia より引用

        再生機との互換性を確保するためファイナライズ処理が可能で、ファイナライズを解除し再び追記することも基本的には可能である(レコーダーによっては不可)。

        引用元:Wikipedia DVD の #DVD-RWの項目

        DVD-RWの場合、家電レコーダーの一部はファイナライズ解除は出来ない模様。
        PCでライティングした場合も、一旦ファイナライズしちゃうと焼いた時と全く同じ環境でなければフォーマット出来ません。(経験談)

  • 試しに他のメディアを焼いてみる→消去してみる。
    他のメディアも正しく焼けない/消去出来ないって場合は、

    • まず光学ドライブの内部が汚れていないかチェック。
      クリーニング等を行ってみる
    • 光学ドライブを購入した時にバンドルされたライティングソフトがあるはずなので、それをインストールし直してみる→さらにアップデートされていないか確認してみる。
    • 別のライティングソフト・別の光学メディアを使ってみる。
      光学メディアとライティングソフトやドライブの相性が悪いかも。

 

基本、DVD-RWやBD-REを消去して繰り返し使いたい場合は、同じPC環境でライティングと消去を行うようにしましょう。消去できないトラブルは格段に減ります。

その他
BD-R/DVD-R/CD-Rなどライトワンス(1回だけ書き込み可能)なメディアに追加書き込みをしたい場合でも、PC・光学ドライブ・ライティングソフトすべてを同じ条件で追加書き込みしないと以前のデータが消える場合があります。

 

余談

以下、このエントリを書くキッカケとなった個人的な失敗談。
この5~6年、光学メディアのライティング環境はキチンと管理してた筈なのに何故かフォーマット出来ないDVD-RWが2枚ほど出てきた。。。

原因:PowerDirector 9を購入直後にテストで焼いたDVD-RWだった。
PowerDirector 9でDVD Video形式にしてファイナライズ処理したメディアは、PowerDirector 9を使わなければフォーマット出来なかった。

DVD-RWに焼きテストした後、フォーマットするの忘れてた。
というか当時「フォーマットする方法が解らなくて諦めていた」事もスッカリ忘れていた・・・(^_^;

PowerDirector 9でDiscフォーマットする方法
▲PowerDirector 9でDiscフォーマットする方法
一旦何か動画を登録して「Disc書き込みボタン」をクリックするまでDisc消去のメニューが出ない。盲点でした。

久々に光学メディア焼き/消去でトラブった一日でした。。。

 

文章出所:http://freesoft.tvbok.com/tips/windows/bd-redvd-rw.html

BD-R/REドライブの書き込みはまだ遅い?ファームウェアアップデートで対応できるかも。

新PCには、奮発してBD-REドライブをつけました。

ブルーレイドライブBR-616FBS-BK

BUFFALOの一世代前のドライブ、BD-R/RE SATA用 内蔵ブルーレイドライブ「BR-616FBS-BK」です。
価格.comで最安値を調べると2万4千円前後ですが、1万8千円で購入。ラッキーでした。
(この記事アップする前に¥17,970が登場。今後しばらくこの値段が最安値になるでしょう)

そろそろ一般家電量販店、パソコンショップでも2万円以下でBD-REドライブが購入出来る時代に突入したっぽいです。

メーカサイトのカタログへリンク
Blu-ray-R X6 / RE X2
DVD-R X16 / RW X8
CD-R  X40 / RW  X24
CPRM再生、AACS再生と、欲しい性能はそれなりに揃っています。。。多分(^_^;

読み込みについては、ドライブの作動音はとても静か&認識高速。
同じ光学メディアを使用して以前のドライブと比較して、半分の騒音&認識速度です。

が、実際に使ってみてチョット問題発生。
書き込み速度がすごく・・・遅いです・・・orz

BD-REに書き込んでみると、こんな感じ

BR-616FBS-BKで300MB程のデータをDVD-RWに焼いてみると、実に10分くらいかかります。
以前のDVD-R/RWドライブ(同じ速度)では6~7分で済んでいたはず。

ライティングソフトの作業過程を書いて見ると
書き込み準備(2分近く) → 書き込み(3分程度) → 終了作業(5分くらい)

 

書き込みが始まるまでの前処理と、最後のファイナライズ部分が異様に時間がかかっているようです。書き込み速度が遅いというより、一部何かしらの処理に手間取っている感じ。

終了時にかかる時間(5分)の大部分は「Synchronising Cache」という作業です。
これは愛用しているImgBurnのエラーチェック機能のようなもので必ず5分前後かかります。

 

BD-REドライブの書き込み速度が遅い。これはBR-616FBS-BKだけなのか?

価格.com、2ちゃんねる中心にアチコチのサイトで内蔵型ブルーレイドライブのクチコミを読みまくってみましたが、どうやらこの症状はBR-616FBS-BKだけのモノではなくかなりのドライブで「従来のDVD書き込み型ドライブに比較して遅い」という報告を発見。

対応するメディアが多く複雑になったのが原因なのか、まだまだドライバ、ファームウェアが熟成していないのか。

これからBD-REドライブを購入しようと思う人は、2万円を切るドライブは書き込み速度が遅いかもしれないという事を念頭に、(ひょっとすると2万円台後半のモノでも遅いかもしれない)
クチコミサイトでドライブの評価を確認してからの購入がベストなようです。

BD-REドライブ、まだまだ発展途上です。

BR-616FBS-BKにファームウェアをあてる

ということでBUFFALOのサイトに最新のドライバやファームウェアが落ちていないか探しに行きました。
BR-616ファームウェア
BUFFALOBR-616FBS最新ファームウエア(2009.02.09時点)
本日時点で、最新のファームウェアはVer.XJ04

現在のファームウェア
▲現在のファームウェアは、「マイコンピュータ」≫「プロパティ」≫「ハードウェア」≫「デバイスマネージャ」≫「DVD/CDROMドライブ」の「詳細」から確認できます。

どうやらウチのドライブはVer.XJ03。一つ古いようです。

アップデート
▲ということで該当ファイルをダウンロードし、最新バージョンにアップデートしてみました。

少し改善
▲最初の光学メディア認識にかかる(?)時間が大幅に減って7分40秒ほどで書き込みが終わるようになりました。

書き込み開始までの待ち時間が「2分近く」から「30秒前後」に大幅短縮。
ファームウェアバージョン XJ04 へのアップデートの内容を確認すると、主にBD-Rディスクへの対応度を高めるモノのようですが、その他のメディアの(書き込み前の)認識精度、速度もしっかり上がっている感じです。

書き込み型ブルーレイドライブを購入して、「以前のドライブに比べて書き込みが遅いかな?」と感じたら、メーカーサイトに新しいファームウェアがアップされていないか確認してみましょう。
(または改善されたファームウェアがアップされるのを待ちましょう)

 

文章出所:http://freesoft.tvbok.com/tips/pc_windows/bdrre.html

日本のTV録画番組が海外で[見れない・再生出来ない]場合の原因と解決方法

タイトル通りの相談を受けたのでブログのネタとしつつ回答します。
DVDの場合をメインに書いていますが、Blu-rayの場合も以下がほぼ当てはまります。
解決方法も書いてありますが、すべてお金のかかる方法です。。。

  • 日本のTV番組をDVDに録画して海外の知人に送ったら「見れない」と言われた
  • 海外在住で、定期的に日本からTV番組を録画したものを送ってもらっている。日本で購入したビデオデッキが壊れたので現地で新しいものを購入したら、日本で録画した番組が全て見れなくなった

このような場合に考えられる大きな原因は、以下の三つになります。

  • 国ごとにリージョンコードが異なっている
  • 国ごとにテレビの信号が違う(日本はNTSC、)
  • 日本のTV番組はCPRMというコピー制御方法でガードされている

これらは、PCで再生する場合、市販再生機器で再生する場合、両方に当てはまります。
基本的に、日本のTV素材に対応した再生機器やPCソフトを購入するしか方法はありません。。。

まえがき

このページは「ファイナライズしてあるかどうか」等、PCで焼いたDVD-RやBD-Rが家庭用プレーヤーで見れない・読めない時、考えられる原因は何か??を前提に書いてあります。
上記以外、「国内で録画したTV番組が海外で再生できない」場合を記載しています。

質問者への回答

質問を頂いた方がヨーロッパ在住でしたので、その辺に焦点を絞って回答すると以下の様になります。

日本のTV放送・・・CPRMやAVCREC、HDCPといった著作権保護技術で守られています。
テレビやレコーダーがこれらに対応している必要があります。
PCの場合、光学ドライブ・ビデオカード・再生ソフトが対応している必要があります。
ぶっちゃけ、日本で売っている製品じゃないとマトモに見れないと思います。。。

それ以外にも
欧州のTV方式規格・・・PAL
日本のTV方式規格・・・NTSC
欧州のデジタル放送規格・・・DVB/T
日本のデジタル放送規格・・・ISDB

リージョンコード・・・日本も欧州も2なので、
テレビ放送の規格と著作権保護技術に対応した機器があれば再生出来るはずです。

さらに具体的な情報は以下

リージョンコードについて

参考リンク: リージョンコードとは Wikipedia

日本のリージョンコードは2です。
アメリカは1、ヨーロッパ各国は2、南米やオーストラリアは4、ロシア・インド、アフリカは5、中国は6・・・・という具合に分かれています。

海外で現地購入した再生デッキでは、日本製デッキで録画したDVDを再生するのは不可能な場合が殆どです。
PCで再生する場合は、リージョンコードを解除するツールを利用します(フリーソフトで沢山出回っています→ DVDのリージョンコードの制限を解除できるフリーソフト)

テレビの放送形式について

参考リンク: 世界の放送方式 Wikipedia
参考リンク: 世界のテレビ方式とリージョンコード – Wikitravel

大雑把に書くと、国によってテレビ放送の信号が全然異なります。
大きく分けて[NTSC][PAL][SECAM]の3種類があります。
(SECAM形式のDVDは存在しない。欧州のテレビはPAL/SECAM両対応である場合が多い)
DVDなども、この方式が異なると再生する事が出来ません。

NTSC・・・日本、アメリカ、韓国、台湾、ブラジル以外の南米など
PAL・・・フランス以外のヨーロッパ諸国、ブラジル、中国、オーストラリアなど
SECAM・・・フランス、ロシア、アフリカの一部など

また、デジタル放送が始まって以降は、さらに複雑になっています。
参考リンク: 地上デジタルテレビ放送 Wikipedia
日本の方式はISDB-T。これ以外にSBTVD-T、DMB-T、DVB/T、ATSCなど、方式は実に様々で、かつ複雑です。
これらについて、「どれくらい互換性があるのか?」は残念ながら私も良くわかっていません。

再生するには、それぞれの放送形式に合ったテレビや再生デッキを用意する必要があります。

CPRMについて

日本の地デジ素材をDVD-RやDVD-RAMなどに録画した際に埋め込まれる特有の著作権保護技術の一つです。いわゆる「コピーワンス」とか「ダビング10」と呼ばれるものです。
ブルーレイの場合は、CPRMの代わりにAVCRECという技術が使われています。

再生するには、対応したプレーヤー/レコーダーが必要です。
PCで再生する場合にも、CPRMやに対応したDVDドライブと専用の再生ソフト(PowerDVD / WinDVD など)が必要です。

海外で購入したDVDデッキやPCの場合は、ドライブがCPRMに対応していない可能性がありますので注意です。
(PCの場合は、DVDドライブが非対応でもCPRM Decrypterというツールで解除可能です。(ただし操作は難解です)
またBlu-rayやAVCRECの場合はANYDVD HDというツールで強制的に再生する事も可能です

まとめ

海外で日本の地デジ番組を見たい場合は、それに利用する「テレビ、再生機器、PCの場合は光学ドライブと再生ソフト」これら全てが
1. リージョンコードが2(日本)対応 (PCの場合は光学ドライブが対応する必要がある)
2. NTSCとISDB-Tの信号を受信可能 (PCの場合は関係ない)
3. CPRM に対応 (PCの場合は光学ドライブと再生ソフトが対応する必要がある)
すべての条件を揃える必要があります。

海外に行った事ないのでよくわかりませんが、海外在住の場合、現地で調達するのは難しい気がします・・・

 

文章出所:http://freesoft.tvbok.com/tips/encode_tips/tv-kaigai.html

音ズレ対策:どうしても上手くいかない場合

ほんの2~3年前までは、動画エンコなんて本当にごく一部のPC大好き人間か、テレビや映画、PV出してるアーチスト大好き人間が行う非常にマニ アックな作業だったのですが、YouTubeの登場や、携帯やPSPで動画が見れるようになったお陰か、動画エンコ興味を持つ方が予想以上に増えているよ うです。

が、動画エンコ、特に音ズレに関しての知識やコツが不足している為、苦労している方が多くいらっしゃるようです。

と言う事で私なりの対処法を色々紹介します。

  1. ネットで拾った動画がエンコする前から音ズレしている
    これはもう諦めましょう。
    最初から音がズレていたら修正のしようがありません。ゴミ箱に捨てるか、音ズレしたままの動画を鑑賞するしかありません。
  2. wmv、flv(YouTube等)、swf、rm 形式の動画をエンコしたら音ズレする
    音声部分にVBR(可変レートの圧縮)が使われているか、フレームレートが可変レートで保存されているため。
    wmvファイルの音ズレをなくすで紹介しているやり方を参考にして頂くと、殆どの動画が音ズレせずにエンコード出来ます。
    コレで音ズレを修正出来なかった場合は、諦めた方が良いです。時間の無駄になります。
  3. TVキャプした動画をエンコしたら音ズレする。
    ふぬああ等でキャプチャした場合は、ふぬああの設定を詰めなければなおりません。詰め切れない場合は、VirtualDubModの使い方2(音声処理・音ズレ処理)を参考にして手動で直す必要があります。
    Mpeg2形式でキャプチャした場合は、上記『2.』を試して見ると上手く行きます。
    また、大抵の市販ソフトなら音ズレ無しで変換してくれる筈です。手持ちのソフトでは、Ulead MediaStudio Pro (私が持っているのはVideoEdition 入門セット)、VideoStudio等が音ズレ無しにエンコードしてくれます。

    また、使用しているキャプチャボード、ソフトでネット上で検索を掛けてみて音ズレに関する情報が無かった場合、マシンとの相性が考えられます。PCのマザーボード、グラフィックカードのドライバをアップデートしてみましょう。解消される場合があります、AMD製CPUの場合は特にです。(※アップデートは自己責任で!)
  4. マシンパワーが足りない
    ちょっと古めのPCで再生していると、マシンパワーが足りないせいで音ズレしたり、コマ落ちしたりします。また、携帯やPSPで規格以上動画を再生しようとしても、出来ない場合があります。

    PCの場合、タスクマネージャー等で動画再生時のCPU付加をチェックしてみましょう。100%に近ければPCパワーが不足しています。ffshowとBSPlayer等を組み合わせて再生すれば改善される場合があります。

    携帯やPSPの場合、規格に沿った動画に作り直せば治る場合がある。

    要は、マシンスペック以上に高画質にしても再生出来ませんよ、と言う話である。
  5. エンコード時に音声部分のサンプリングレートを変えている
    音声部分のサンプリングレートが、例えば48000Hzだったら、再エンコードするときも48000Hzにした方が絶対良い。
    使用するソフトによっては、盛大に音ズレしたりするし、48000Hz<=>44100Hzの変換は苦手なソフトも多い。
    ちなみに上記にリンクを貼ったUlead MediaStudio ProVideoStudio等が音ズレ無しにエンコードしてくれます。は、タイムスタンプで画像と音声を調整するので音声のサンプリングレート変換で音ズレしない。音ズレしそうな動画をDVD化する時には非常に役に立っている。

とりあえず、こんな所でしょうか。何か思い出したら追記するかも知れませんが(^_^;

 

文章出所:http://freesoft.tvbok.com/movie_encode/sound_gap/otozure.html

iTunesなしでiPhone,iPadと接続できるフリーソフト: CopyTrans Manager

iTunesを使いたくない!
でも、WindowsでiPhoneやiPad、iPodの音楽や動画を管理したい・・・
そんな時に便利なツール CopyTrans Manager の紹介。

iPhoneやiPodの音楽や動画を追加・管理するだけならば、フリーで利用できます。
iTunesおよび、てんこもりされた不要なサービスを一切インストールする事なく※注iPhoneやiPodの音楽や動画を管理出来るってのは、なかなか魅力的です。
(※注デバイスドライバだけは別途インストールする必要あり。ページ中盤で解説。)

CopyTrans Managerの使い方
▲クリックで拡大:
CopyTrans Manager 起動画面。
見た目もiTunesのシンプル版といった感じで、操作で迷う所もありません。作動もiTunesより軽快。動画のサムネイル作成に難があるものの、それ以外では困る所はほぼ無い感じです。

  • Jailbreak 不要
  • iTunesがインストールしてあるPCならば、本体をインストールするだけで問題なく作動します。iTunesの起動は不要です。
  • iTunesをインストールしたくない場合は、インストール手順がちょっとだけ複雑になりますが、iPhoneやiPodへの音楽・動画の追加などは問題なく行えます。
  • フリー版では、PC から iPhone・iPod へのデータ転送のみ。
    逆(iPhone・iPod → PC)も行うには有償版を利用する必要あり。

ダウンロード

CopyTrans Manager
▲初めて扱う場合は、上記のインストーラータイプを利用するのが無難。

CopyTrans(公式サイト ダウンロードページ)
▲慣れてきたら、上記ページの[CopyTrans ZIP版ダウンロード (上級者向け) ]
の方が便利。このソフト自体を iPod や iPhoneなどに保存して、
ポータブル版として利用する事も可能。

Old Version of iTunes Download – OldApps.com
▲iTunesをインストールしたくない!って人は、
ここから旧VerのiTunesをダウンロードし、さらに このページ で配布されている
[CopyTrans Drivers Installer]もダウンロードしておきます。

チェックポイント
「iTunesをインストールしたくない」場合は、本体以外に以下が必要です。
1. 旧バージョンのiTunes
2. CopyTrans Drivers Installer (ダウンロードページ)
(2012年3月17日時点で、CopyTrans は最新のiTunesには未対応)
3. 事前にダウンロードしておく 旧VerのiTunesは、64bit版、32bit版を間違えないこと
(64bit OSの場合は [x64]の表記の付いたものを準備しておく)
注意:旧VerのiTunesがPC内のどこに保存されているか、確認しておく事

 

インストール手順

  1. まずはiPod Touch・iPad・iPhoneなどのデバイスをPCから外しておく。
    iTunesが不要な場合は、先に完全に削除しておく(appleで公開されている手順)
  2. CopyTrans Manager 本体のインストール
    (標準的な日本語インストーラーが付属しているので、指示に従い数回クリックしていけばOK)
  3. iTunesをインストールしたくない場合
    CopyTrans Drivers Installer を実行する。
    CopyTrans Drivers Installer
    ▲クリックで拡大
    [読んで承認]にチェックを入れ、[手動インストール]をクリックする
      (2012年3月17日時点、最新のiTunesに未対応な為、自動インストールは失敗する)
    iTunesインストーラーを指定
    ▲ダウンロードした iTunesインストーラーの場所を指定し、
    [インストールする]ボタンをクリックすると、
    必要なドライバのみが抽出され、インストールされる。
  4. PCの再起動
    iTunesのドライバがインストールされた後は、必ずPCを再起動する。
    ウチのPC環境だけかもしれないけど、再起動しない場合はiPhoneを
    上手く認識してくれなかった。
  5. CopyTrans Managerを起動し、iPhone、iPad、iPodを PCに接続する。
    ・初めて接続する場合は、PC背面のUSBポートへの接続がオススメ。
    ・PC前面のUSBポート、外付けのUSBハブポート、増設したUSB3.0ポート
    などへの接続は、(初回だけでも)避けたほうが良い

使い方

PCとiPodデバイスの同期が自動ではない事に注意をすれば、特に迷う所はなし。

CopyTrans Manager
▲ツールが起動したら、CopyTrans Manager(フリー) を選択。
この部分のみが、無料で利用できます。

CopyTrans Managerが起動したら、お手持ちの iPhone、iPad、iPod デバイスをPCとUSB接続します。
CopyTrans Managerの使い方
▲クリックで拡大
(1) 管理・変更・追加したいカテゴリーを選択
(2) ここにファイルをドラッグ&ドロップで追加
(3) 全ての操作が終わったら、デバイスを外す前に[アップデートボタン]を必ずクリック
(このボタンをクリックしないと、iPhone、iPad、iPodとの同期が出来ません)

注意1.
iPad、iPhone側からPCへ転送したり高度な編集をする場合は、有料版が必要です。

注意2.再生できない曲・動画がある場合
DRM保護された楽曲等、一部のファイルはCopyTrans Managerから再生できない場合があります。
また、それ以外の音楽や動画で再生が出来ない場合は、mp4,h264,aac等のコーデックをインストールする必要があります。
公式サイトではK-lite codec packを薦めています。
個人的にはCCCPあたりが良い気がします。

 

文章出所:http://freesoft.tvbok.com/smartphone/copytrans-manager.html